MENU

スマホのポケット誤作動を防ぐ設定。勝手に電話や操作を止める

ポケットに入れてたスマホが、いつのまにか、誰かに電話をかけてた。あとで発信履歴を見て、血の気が引く。相手が知り合いならまだしも、しばらく連絡してなかった人だったりすると、もう…いたたまれない。自分も一度、これをやらかして、ポケットの中のスマホに、本気で頭を抱えた。

ポケット誤作動。電話だけじゃなくて、カメラが起動してたり、意味不明な文字が送られてたり、やることがいちいち気まずい。でも、これ、ちゃんと設定で、ほとんど防げる。なんでポケットの中で勝手に動くのか、どこを押さえれば止まるのか、順に見ていく。

目次

なぜポケットで勝手に動く?見えない指の仕業

画面が点いて、布や肌が画面を触ってる

そもそも、なんでポケットの中で操作されちゃうのか。犯人は、見えない指。

スマホのタッチパネルは、すごく感度が高い。指じゃなくても、手首や、関節や、ポケットの布、肌が、ガサガサと擦れただけで、画面はそれを、タッチとして拾ってしまう。とくに、画面がロックされず、点いたままだと、ポケットの中でもぞもぞ動くたびに、見えない指が、あちこちを連打してる状態になる。汗や湿気で、タッチがさらに暴れることもある。要は、ポケットの中は、勝手に画面を触られ放題の空間、ということ。

ボタンが押されて、電話・カメラ・SOSまで暴発

触られてるのは、画面だけじゃない。本体の横についてる、物理的なボタンも、ポケットの中で押し込まれる。

サイドのボタンや、音量のボタンが、体や中身に押されて、かちゃかちゃと反応する。これで、カメラが立ち上がったり、音楽が鳴りだしたり、ということが起きる。やっかいなのが、緊急SOS。機種によっては、ボタンの長押しや連打で、緊急通報につながる仕組みがあって、ポケットの中で、それが暴発してしまうことも。知らないうちに110番や119番にかかってた、なんて事態は、さすがに避けたい!

いちばん効くのは、画面を点けない・触らせない

自動ロックを短く、持ち上げやタップで点くのをオフ

対策の方向は、シンプル。ポケットの中で、画面が点かないように、そして点いても触られないように、する。

まず効くのが、画面が勝手に点灯する系の設定を、切ること。持ち上げてスリープ解除、画面をタップして点灯、ダブルタップで点灯。こういう、動きやタッチで画面が点く機能が、ポケットの中では、まさに誤作動の引き金になる。設定の、画面表示やロック画面、ジェスチャーのあたりにあるので、いったんオフにしてみる。あわせて、自動ロックの時間も、短くしておく。なしや五分になってたら、三十秒くらいに縮める。スマホを触らなくなったら、すぐ画面が暗くなって、ロックがかかる。まずは一週間、点灯系を止めて、誤作動が減るか、試してみるといい。

画面ロックは必ずかける

そして、これがいちばん大事。ポケット誤作動の大半は、ロックがかかってない、解除されたままの状態で起きてる。

逆にいえば、画面にちゃんとロックがかかってさえいれば、多少ポケットの中で触られても、電話の発信みたいな操作は、そうそう起きない。パスコードでも、顔認証でも、指紋でも、自分が使いやすいものでいいので、必ずロックをかける癖をつける。玄関にちゃんと鍵をかけるのと、同じ感覚。鍵さえ閉まっていれば、見えない指が暴れても、家の中までは、勝手に入ってこられない。ポケットに入れる前に、画面が暗くなってるか、ひと呼吸おいて確かめるだけでも、だいぶ変わる。

ロック画面と通知から、誤操作の入口をふさぐ

コントロールセンターやウィジェットを制限する

ロックをかけても、ロック画面の上から、操作できてしまうものが、いくつか残ってる。そこも、ふさいでおきたい。

ロック中でも開ける、コントロールセンターや、ウィジェット、通知をスワイプしての操作。このあたりを、ロック画面からは触れないように、設定で制限しておく。とくに気をつけたいのが、決済やお金まわりのアプリ。ロック画面や、軽い操作で起動できる状態だと、ポケットの中で、とんでもない誤操作につながりかねない。そういうアプリには、アプリ自体にロックや、生体認証を、二重にかけておくと安心。

常時表示やSOSの設定も見直す

画面を点けっぱなしにする、常時表示の機能を使ってるなら、これも一回、見直してみる。画面が点いてる時間が長いほど、誤タッチのチャンスも増えるからだ。

それと、さっき出てきた、緊急SOS。誤通報を防ぎたいなら、ボタンの長押しで自動的に通報が始まる設定を、見直しておく。ただ、ここで気をつけたいのは、SOSの機能まるごとを、消してしまわないこと。いざというときの命綱ではあるので、あくまで、ポケットの中で勝手に通報が走らないように、自動でかかる部分だけを、おとなしくさせる。安全の備えは残しつつ、暴発だけを止める、というさじ加減でいく。

Androidのポケットモードと、物理的な対策

ポケットモードや誤タッチ防止をオンにする

Androidを使ってるなら、機種によっては、心強い味方がいる。ポケットモード、とか、誤タッチ防止、とか、近接センサーで無効化、といった名前の機能。

これは、近くのセンサーが、ポケットやかばんの中だと判断したら、画面のタッチを、自動で効かなくしてくれる仕組み。設定の中に、そういう項目がないか、一度のぞいてみる。あれば、オンにしておくだけで、ポケットの中の誤作動が、ぐっと減る。メーカーやOSによって、名前も置き場所もばらばらなので、誤タッチ、とか、ポケット、で設定内を検索してみると、見つかりやすい。

手帳型ケースや、入れる向きでも防げる

設定だけじゃなくて、物理的に守る手も、案外効く。いちばん手っ取り早いのが、画面をふたで覆える、手帳型のケース。

ふたを閉じておけば、そもそも画面に、直接ものが触れない。同じ発想で、専用のポーチに入れたり、誤タッチ防止をうたうフィルムを貼ったりする手もある。あと、ポケットに入れるときの向きも、案外ばかにできない。画面を、体の側に向けて入れると、外からの圧や擦れが、画面に届きにくくなる。いっそ、ポケットには入れず、かばんの決まった場所に、と習慣にしてしまうのも、確実な一手。

それでも直らないなら

ここまでの設定を、ひと通りやれば、ポケット誤作動の多くは、おさまるはず。まずは、画面ロックと自動ロックの短縮、それから点灯系をオフ。この基本だけでも、体感はかなり変わる。

ただ、設定をいろいろ直しても、まだ勝手に動く。特定の場所でだけ暴れる。画面を割ってから、急に増えた。そういう場合は、設定の問題じゃなくて、タッチパネル自体の不具合かもしれない。そのときは、無理に使い続けず、修理を考えたほうがいい。

ポケットの中で暴れる見えない指は、つまるところ、画面が点いてて、鍵がかかってないから、好き放題できる。逆に、点けない、触らせない、鍵をかける。この三つさえ押さえれば…スマホは、ポケットの中で、ちゃんとおとなしく眠っててくれる。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

携帯ショップの店員をしながら、休みの日は気になったデバイスを片っ端から触るのが趣味。スペック表を眺めているだけで一日が終わることもしばしばです。
このブログでは、実際に仕事であった話や自腹で買って使ったガジェットのレビューや、暮らしの中で見つけた小さな便利グッズ、そしてときどき関係ない雑記まで、思いつくままに書いています。

コメント

コメントする

目次