韓国に友達ができて、連絡先を交換しようとしたら、カカオで送るね、と言われた。あれ、LINEじゃないんだ?日本にいると、連絡はぜんぶLINEなのに、なんで、わざわざカカオトーク?と、自分も最初、ちょっとふしぎだった。気になって、使う理由を、ひとつずつ、たどってみた。
先に、芯にある答えだけ言うと、理由の中心は…つながりたい相手が、そこにいるから。韓国の人と話すなら、カカオトークが、いちばんの近道。
いちばんの理由は、韓国の人とつながるため
韓国では、カカオトークが国民的アプリ
まず、これが、最大にして、ほぼすべての理由。韓国では、カカオトークが、日本のLINEと、まったく同じ位置にある、国民的なアプリ。
どのくらいかというと、韓国の人口の、九割以上が使っている。学校のクラスの連絡網も、家族のやり取りも、仕事の連絡も、ほいっと一本、ぜんぶカカオトーク。逆に、韓国では、LINEを使っている人は、ほんのわずか。だから、韓国にいる友達や、家族、恋人、仕事相手と連絡を取るなら、相手がふだん使っている、カカオトークに、こちらが合わせる。これが、日本人がカカオトークを入れる、いちばん多い理由。
国ごとに、みんなのたまり場が違う、という話
考え方としては、国ごとに、みんなが集まる、たまり場が違う、と思うと、すっきりする。
日本のたまり場が、LINEだとすると、韓国のたまり場は、カカオトーク。それぞれの国の人は、毎日、自分の国のたまり場に、ぺちゃくちゃ集まっている。だから、韓国の友達に会いに行くなら、向こうがいる、韓国のたまり場に、自分が顔を出すのが、いちばん早い。日本のたまり場で、いくら待っていても、韓国の友達は、そこには来ない。アプリの良し悪し、というより、相手がどこにいるか、の問題。
K-POPや推し活、韓国カルチャーの入り口に
推しや、韓国の友達・コミュニティとつながる
韓国とのつながりは、リアルな知り合いだけじゃない。K-POPや、韓国ドラマ、韓国コスメ。いわゆる、韓国カルチャーが好きで、その世界に、もっと入っていきたい、という人にも、カカオトークは、入り口になる。
韓国のファンコミュニティや、推し活の仲間と、情報をやり取りしたり。韓国の文化に触れていく中で、自然と、カカオトークが必要になる場面が、出てくる。日本にいながら、韓国の輪に、ひとつ、足を踏み入れる感覚。
オープンチャットで、同じ趣味の人と
カカオトークには、オープンチャット、という機能もある。友だち登録をしていない相手とも、気軽に集まれる、公開のチャットルーム。
同じ趣味や、同じ推し、同じテーマに興味がある人と、匿名で、ぴょこっとつながれる。電話番号や、本名を明かさずに、好きなものの話で、盛り上がれるのが、いいところ!韓国カルチャー系の話題で、仲間を見つけたい、というときに、そこで活きてくる。
LINEと分けて使う、という選び方
仕事とプライベート、本垢とサブ垢で分ける
韓国とは関係なく、使い分けのために、カカオトークを入れる人も、けっこういる。日本人ユーザーの多くは、ふだんのLINEを本命に、カカオトークを、二つ目のアプリとして、使い分けている。
たとえば、LINEはプライベート、カカオトークは仕事用、と、相手によって、アプリそのものを分ける。連絡先が、ごちゃ混ぜになりにくいので、仕事と私生活の線を、はっきり引きたい人には、向いている。LINEとは別の箱を、もう一個持っておく、という発想。
既読が目立たない、大人数グループ、などの好み
機能のクセが、LINEと違うのを、気に入って使う人も、いる。たとえば、既読の表示。
LINEは、読んだ人の数が、既読として出るけれど、カカオトークは、逆に、まだ読んでいない人の数が出て、全員が読むと、表示が消える。だから、既読がついた、つかない、のプレッシャーが、少なめ。ほかにも、ひとつのグループに入れる人数が、LINEよりずっと多かったり、声を変えられるボイスチェンジャーがあったり。こういう、こまかい持ち味を、好んで選ぶ人も、いるわけ。
逆に、こういう人には必要ないかも
相手が日本人だけなら、LINEで足りる
ここは、はっきり言っておきたい。連絡を取る相手が、日本人ばかりで、韓国とのつながりも、特にない、という人なら、無理にカカオトークを入れなくても、LINEで、じゅうぶん足りる。
日本では、ほとんどの人が、LINEを使っているので、わざわざ別のアプリを増やす理由は、薄い。あと、ひとつ注意。カカオトークは、登録のときに、スマホの連絡先との同期が、基本になっている。LINEのように、同期するかどうかを、細かく選びにくいので、つながりたくない相手まで、友達に出てきてしまうことがある。入れる前に、そこは、頭に入れておきたい。
結局、カカオトークを使う理由は
カカオトークを使う理由を、つきつめると、けっきょく、つながりたい相手が、そこにいるから。韓国の友達、家族、推し、コミュニティ。その人たちの、たまり場が、カカオトークだから、自分も、そこへ行く。
韓国とのつながりや、韓国カルチャーが、生活の中にあるなら、入れておく価値は、じゅうぶんある。逆に、相手が日本人だけなら、急いで入れる必要は、ない。
アプリの優劣で、選ぶものじゃない。会いたい人が、どこにいるか…それだけ。韓国に、つながりたい誰かがいるなら、カカオトークは、その人との距離を、ぐっと縮めてくれる。
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