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iPhoneの「ただいま電話に出ることができません」の意味と原因

相手に電話をかけたら、呼び出しのあとに、ただいま電話に出ることができません、という、あの女性の声のアナウンス。あれ、これって、もしかして、ブロックされた?嫌われたのかな?と、自分も、一瞬、血の気が、引いた。

先に、いちばん大事なことを。この案内は、着信拒否とは、限らない。むしろ、それ以外の、もっとありふれた理由のことが、ずっと多い。何が起きているのか。

目次

結論。この案内は、着信拒否とは限らない

「今は出られない」を伝える、いろんな理由の受け皿

まず、大事なところ。ただいま電話に出ることができません、という案内は、相手が今、電話に出られない、という状態を、まとめて伝えるための、いわば、受け皿。

その裏には、いくつもの理由が、隠れている。相手が、手が離せなくて出られない。うっかり電源が切れている。電波の届かない場所にいる。おやすみモードにしている。そのどれでも、この、同じアナウンスが、流れる。だから、この一言だけを聞いて、ブロックされた、と決めつけるのは、ちょっと、早とちり。まずは、落ち着いて大丈夫!

閉まった玄関のドアを、ノックしているようなもの

イメージとしては、誰かの家の、玄関のドアを、こんこんとノックして、しーんと、返事がない状態に、近い。

ドアの外に立っている自分からは、中の様子が、見えない。相手が、買い物に出ているのか、お風呂なのか、うたた寝しているのか、それとも、居留守を決めているのか。外からは、どれなのか、区別がつかない。この案内も、まさに、それ。閉まったドアが、返事をしないだけで、その理由までは、教えてくれない。だからこそ、いちばん悪い理由を、勝手に、思い描かなくていい。

コール音のあり・なしで、原因を絞る

数回鳴ってから流れるなら、相手は出られないだけ

理由を、少しでも絞る手がかりが、呼び出し音、いわゆるコール音の、あり・なし。まず、コール音が、何回か鳴ってから、アナウンスに切り替わったパターン。

これは、相手のスマホは、ちゃんと動いていて、着信も届いているけれど、今は出られない、という状況。手が離せない、運転中、声を出せない場所にいる。あるいは、着信に気づいて、拒否ボタンを押した、というケース。ただ、この拒否ボタンは、あなたをブロックする操作とは、まったくの別物。今は無理、と、その一本だけを、見送っただけ。しばらくして、また、かけ直せば、ふつうにつながることが多い。

鳴らずにすぐ流れるなら、電源オフや圏外

もうひとつが、コール音が、一度も鳴らないまま、いきなりアナウンスが、ぷつっと流れるパターン。

こちらは、相手のスマホが、そもそも着信を、受け取れない状態。多いのは、電源が切れているケース。バッテリーが尽きた、あるいは、あえて電源を落としている。それか、地下や山あいなど、電波の届かない、圏外にいるとき。飛行機に乗るときの、機内モードも、通信を切るので、電源オフと、同じ扱いになる。どれも、相手の端末が、ネットワークから、いなくなっている状態、というわけ。ちなみに、おやすみモードや、集中モードにしているときも、着信は鳴らずに、静かに保留され、この案内につながることがある。相手は、ただ、気づいていないだけ。

いちばん気になる、着信拒否の可能性

本体のブロックは、この案内じゃなくツーツー音

さて、いちばん心配な、着信拒否。ここは、少し、仕組みを知っておくと、モヤモヤが、軽くなる。

じつは、iPhoneやAndroidの、本体の機能で、相手があなたをブロックしている場合、この、ただいま電話に出ることができません、という言葉のアナウンスは、基本的に、流れない。かわりに聞こえるのは、話し中のときのような、ツーツー、という音だけ。何度かけても、言葉の案内ではなく、この機械音が続くようなら、そのときは、ブロックの可能性を、考える。逆に言えば、ちゃんと言葉のアナウンスが流れている時点で、単純な本体ブロックとは、少し様子が違う、と受け取れる。

ただし、この案内だけでは100%は見分けられない

とはいえ、本当のところ、この案内が流れたから、絶対にブロックじゃない、と、言い切ることも、できない。

拒否の方法や、キャリアの設定によって、聞こえ方は、少しずつ変わるし、専門家の解説でも、見解が、分かれている部分がある。だから、アナウンス一つで、白黒つけようとせず、あくまで、当たりをつける、くらいに、とどめておく。もし、どうしても気になるなら、電話に固執せず、LINEやメールで、そっと連絡してみる。既読がつけば、それだけで、ずいぶん、安心できるはず。相手にも、事情がある。悪いほうに、考えすぎないのが、いちばん。

もし、自分のiPhoneで流れて困るなら

おやすみモード・着信拒否リスト・転送設定を見直す

逆に、自分が、相手から、電話に出られない人になってる、と言われて、困っている場合。その多くは、iPhoneの、どこかの設定が、原因のことがある。

まず、設定から、集中モードを開いて、おやすみモードが、オンのままになっていないかを、確かめる。次に、電話の設定にある、着信拒否した連絡先の一覧に、覚えのない番号が、入っていないか。それと、自動電話転送が、オンになっていると、着信がそちらに回ってしまう。不明な発信者を消音、という設定も、連絡先にない相手の着信音を、鳴らさなくする。このあたりを、順に見直して、いちど再起動する。それでも直らなければ、契約しているキャリアの、回線側の不具合も、疑ってみるといい。

結局、こう受け止める

ただいま電話に出ることができません、という案内は、相手が今、出られないことを伝える、いろんな理由の、受け皿。着信拒否とは、限らないし、むしろ、それ以外の理由のほうが、うんと多い。

コール音が、鳴ってからなら、相手は出られないだけ。鳴らずにすぐなら、電源オフや、圏外や、おやすみモード。本体のブロックなら、そもそも、言葉の案内ではなく、ツーツーという音になる。この目安を、頭の隅に置いておけば、必要以上に、うろたえずにすむ。

閉まったドアの向こうの理由は、外からは、見えない。でも…たいていは、たいしたことじゃない。少し時間をおいて、かけ直すか、ほかの手段で、ひとこと送ってみる。それくらいの気持ちでかまえていればいい。

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この記事を書いた人

携帯ショップの店員をしながら、休みの日は気になったデバイスを片っ端から触るのが趣味。スペック表を眺めているだけで一日が終わることもしばしばです。
このブログでは、実際に仕事であった話や自腹で買って使ったガジェットのレビューや、暮らしの中で見つけた小さな便利グッズ、そしてときどき関係ない雑記まで、思いつくままに書いています。

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