私の場合、スマホのケーブルが、ある日ぷつっと断線した。とりあえず安く済ませたくて、近所のセリアへ。Type-Cの充電器を買うつもりで棚の前に立ったら、ぶら下がってるのはケーブルばかり。あれ、コンセントに挿すアダプターのほうは?と、一瞬迷った。
そう、充電器ってひとことで言っても、実は二つの部品に分かれてる。ここをまず仕分けると、セリアで何を買えばいいか、すっきり見えてくる。
まず仕分け。充電器はケーブルとアダプター、二つで一組
ケーブルは運ぶ係、アダプターは電気の出どころ
充電に必要なものは、ざっくり二つ。コンセントから電気をくみ出すACアダプターと、その電気を端末まで届けるケーブル。この二人組がそろって、はじめてスマホに充電できる。
ケーブルだけ買っても、挿す元のアダプターがなければ電気は流れない。逆も同じ。家にアダプターが余ってるなら、足りないケーブルだけ買えばいいし、まるごと新調するなら両方いる。手元に何があるかで、買うものが変わる、というだけの話。ここがごっちゃだと、レジで、あれ、これだけじゃ充電できないのでは、と気づいて、ちょっとへこむ。
セリアには、どっちも一応そろってる
で、セリアの話。ケーブルもアダプターも、どちらも110円前後で置いてある。
ケーブルの種類はけっこう豊富で、長さも端子の組み合わせもいろいろ。アダプターのほうも、Type-C対応のものがある。ただ、ひとつ先に言っておくと、セリアのアダプターは普通充電タイプで、急速充電には対応してない。スマホやタブレットを、寝てる間にゆっくり充電するぶんには、これで何の問題もない。予備や旅行用に、もう一個持っておく使い方には、ぴったりはまる。
セリアのType-Cケーブル、ここを見て選ぶ
長さと、A-CかC-Cか
選ぶときに見るのは、まず長さ。枕元で使うのか、ソファでだらっと使うのかで、ちょうどいい長さは変わる。短いと取り回しは楽だけど、コンセントから遠いと届かない。
もうひとつが、端子の組み合わせ。片方がよくある四角いUSB-Aで、もう片方がType-Cのもの。両方ともType-Cのもの。この二択は、挿す相手で決まる。古めのアダプターやパソコンはUSB-Aの差し込み口が多いから、その場合はA-C。最近のアダプターはType-Cの口が増えてるので、それならC-C。手元の機器の穴の形を、先に見ておくといい。
充電専用かデータも通るか
意外と見落としやすいのが、その一本が、充電だけのケーブルか、データも流せるケーブルか、という違い。
100均のケーブルには、充電はできるけどデータ転送はできない、充電専用タイプがそこそこある。スマホをパソコンにつないで写真を移したい、みたいな使い方をするなら、データ対応と書かれたものを選ばないといけない。ここを間違えると、つないでも認識しなくて、あれ?ってなる。充電だけできればいい人は、逆に充電専用で十分。そのケーブルで何をしたいか、買う前にひと呼吸おいて考えると…外さない。
110円でPD60W、という嬉しい誤算
セリアの急速充電対応ケーブルは、思ったより本気
ここ、ちょっと驚いた話。最近のセリアには、PD対応で60Wまでいける、急速充電向けのType-Cケーブルが、110円で並んでたりする。
PD対応の急速充電ケーブルって、前は数百円が当たり前だった。それが100均で…しかも60Wという、ノートパソコンの充電も視野に入る数字で出てきてるのは、なかなかすごい!私が試したかぎり、ちゃんと急速で充電が進んだ。ただし、こうした急速対応ケーブルは、充電専用でデータが流せないものが多い。さっきの話と同じで、用途は確かめてから。映像出力にも対応してないので、そこも頭の隅に。
ただし、アダプター側がPD非対応だと急速にならない
ここが、いちばんつまずきやすいポイント。ケーブルだけPD対応でも、急速充電にはならないことがある。
急速充電は、ケーブルとアダプターの両方が、そろってPDに対応していて、はじめて本領を出す。せっかくセリアの60Wケーブルを買っても、つなぐ相手が普通のアダプターだと、充電はちょびちょびのまま。だから、急速で充電したいなら、ケーブルだけじゃなくて、アダプターも急速対応のものを用意する必要がある。そして、その急速アダプターが、セリアにはない。話は次へ続く。
本気の急速やノートPCは、100均の外で
急速のアダプターはダイソー300円〜か量販店、PSEを確認
急速充電のアダプターを100均で探すなら、セリアより、ダイソーが頼りになる。ダイソーには、300円や500円で、PD対応の急速充電アダプターがある。セリアの110円アダプターが普通充電どまりなのに対して、こっちはぐんぐん充電が進むタイプ。
ひとつ、アダプターを買うときに必ず見てほしいのが、PSEマーク。コンセントに挿す充電器には、法律で安全基準のマークが義務づけられてる。100均のものにもちゃんと付いてるけど、念のため確認するクセをつけておくと安心。ノートパソコンを本気で充電したいとか、高出力で安定して使いたいなら、そこはもう、量販店の信頼できるPD充電器を選んだほうが、結局気持ちよく使える。
用途別の、ハマる組み合わせ
用途で分けると、こうなる。スマホをのんびり普通充電したい、予備がほしい、という人は、セリアのケーブルとアダプターの組み合わせで、110円から十分まかなえる。
急速で一気に充電したいなら、ケーブルはセリアの60W対応でもいいけれど、アダプターはダイソーの300円PDか、量販店のものを合わせる。スマホをパソコンにつなぐデータ転送をするなら、充電専用ではなく、データ対応のケーブルを選ぶ。やりたいことから逆に組むと、無駄買いが減る。
結局、何をどこで買うのが賢い
普段の充電と予備なら、セリアで足りる。ケーブルもアダプターも110円で、寝てる間の充電にはじゅうぶん。最近は60WのPDケーブルまで110円であるから、組み合わせ次第で意外と戦える。
急速で速く充電したい、ノートパソコンも面倒みたい、となった瞬間に、100均は軽トラみたいなもので、近所の用事には完璧でも、高速道路で重い荷物は荷が勝つ。その線を越えるなら、ダイソーの300円PDか、量販店へ。
手元のアダプターと、やりたいことを先に確かめる。それだけで、110円の棚が、ぐっと頼れる場所に変わる。
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