MENU

PS1互換機はある?今プレステ1のソフトを遊ぶ現実的な選択肢

実家の段ボールから、初代プレステのソフトが、ごそごそ出てきた。懐かしい背表紙を眺めてたら、無性にまた遊びたくなる。でも、肝心の本体は、とっくの昔に動かない。それで、PS1互換機、と検索窓に打ち込んだ自分がいる。

ここで、最初に決めておくと、話がうんと早くなる。やりたいのは、段ボールにあるそのディスクを、もう一度回すことなのか。それとも、ディスクにはこだわらず、あの頃のゲームがもう一度遊べれば、それでいいのか。古いレコードを、当時のプレーヤーでかけたいのか、新しい再生機で聴ければいいのか、みたいな話で、ここで選ぶべき機械が、はっきり変わってくる。

目次

ソフトが遊べればいい人へ。エミュ搭載のレトロ携帯機

アンベルニックなどの携帯機が、PS1も動かす

ディスクへのこだわりがなくて、とにかくゲームを遊びたいなら、今いちばん手軽なのが、エミュレーションに対応した、レトロ系の携帯ゲーム機。

アンベルニックや、ミーヨー、パワーキッディといったメーカーが、手のひらサイズの機械を、たくさん出してる。三インチちょっとの綺麗な画面で、PS1だけじゃなくて、ファミコンやスーファミ、メガドライブなんかも、一台でまとめて遊べるのが強み。数千円から、ものによっては一万円台で、幅広く揃ってる。当時のゲームを、ベッドに寝転がってピコピコ遊べる、というだけでも、ちょっと感動する!

ディスクは読まない。ゲームのデータを入れて遊ぶ

ひとつ、勘違いしやすいところ。この手の携帯機は、PS1のディスクを、入れて読み込むわけじゃない。

中身は、当時のゲーム機の動きを、ソフトで真似する、エミュレーションという仕組み。だから、遊ぶには、ディスクじゃなくて、ゲームのデータが必要になる。ここは大事な話なので、はっきり書いておくと、そのデータは、自分が持っているソフトから用意するのが基本で、持っていないゲームを、ネットから落としてくるのは、違法。あくまで、自分の手元のソフトを、自分で遊ぶための器、と考えておくのが、まっとうな付き合い方。

PS1を高精度で遊ぶなら、新顔のFPGA互換機

2025年のSuperStation One、実機に近い再現

携帯機のエミュレーションは便利だけど、ゲームによっては、動きがカクカクしたり、本来と少し違う挙動になったり、ということもある。そこを、ぐっと本物に近づけた…新しい互換機が登場した。

その名も、SuperStation One。2025年に発表された、初代プレステ専用に設計された、据え置きの互換機。値段は、日本円でおよそ二万八千円ほど。ソフトでの真似じゃなくて、FPGAという、回路そのもので当時の動きを再現する技術を使ってるのが特徴で、エミュレーションより、実機に近い、精度の高い再現ができる。PS1のゲームを、いちばん気持ちよく遊びたい、という人には、有力な選択肢になりそう。

メモリーカードやコントローラーも、当時のが使える

この互換機の、うれしいところがもう一つ。当時の周辺機器が、そのまま使える。

純正のPSコントローラーや、メモリーカードとの互換性があって、昔のセーブデータが入ったメモリーカードを、挿して続きから遊ぶ、なんてこともできる。映像の出力も、HDMIやVGAに対応してるから、今どきのテレビやモニターに、すんなりつながる。古い実機を、変換ケーブルだらけで今のテレビにつなぐ苦労を思うと、ここはかなりありがたい。当時の手触りと、今の便利さの、いいとこ取り。

手持ちのディスクで遊ぶなら、本物かPS2

中古のPS1・PSone、または互換のあるPS2

段ボールのディスクを、どうしてもそのまま回したい。その気持ちなら、答えはシンプルで、ディスクを読める実機を、用意するのがいちばん。

中古で、初代PS1か、コンパクトな後期型のPSoneを探すのが、王道。状態のいい個体は、だんだん減ってきてるけど、まだ手が届かないほどじゃない。もうひとつ、見落とされがちな裏技が、PS2。実は、初代プレステのディスクの多くは、PS2でもそのまま動く。PS2なら、PS1のソフトも、PS2のソフトも、両方遊べるので、一台で二度おいしい。中古の流通量も多くて、探しやすい。

実機にSDで読ませる改造、ODEという手も

もう少し凝りたい人向けに、実機を活かす方法もある。ODEと呼ばれる、光学ドライブの代わりになる装置を、本物のPS1に組み込むやり方。

これを入れると、ディスクの出し入れなしで、SDカードに入れたゲームを、実機の回路で遊べるようになる。読み込みも速くて、ディスクの傷を気にしなくていい。ただ、本体を分解して取り付ける、それなりの改造になるので、誰にでも気軽に、とはいかない。ここでも、遊ぶゲームは、自分の持ってるソフトから用意するのが前提。手先に自信があって、実機の質感は残したい、という人の、ちょっと玄人な選択肢。

買う前の注意。大量内蔵をうたう格安機に気をつける

海賊版が入った無名機は、違法だし品質も微妙

ここは、声を大きめにして言っておきたい。通販で、何千、何万ものゲームが最初から入ってる、とうたう、やたら安い無名の互換機を、よく見かける。あれには、気をつけたほうがいい。

ああいう機械に入ってる大量のゲームは、たいてい、許可なくコピーされた、海賊版。つまり、買って遊ぶこと自体が、グレーどころか、黒に近い。おまけに、エミュレーションの精度も、作りの質も、値段なりのことが多くて、すぐ動かなくなった、という話も、よく聞く。安さと手軽さに飛びつくと、わりとがっかりする。

評判のブランドを選び、ゲームは合法的に用意する

じゃあ、どう選ぶか。さっき挙げた、アンベルニックみたいな、ちゃんと名の通ったブランドや、SuperStationのような専用機を選ぶ。ここがまず、安心の基準。

そのうえで、遊ぶゲームは、内蔵のあやしいデータに頼るんじゃなくて、自分の持ってるソフトを使う。もしくは、公式が出してる手も、案外賢い。昔のミニ機のプレイステーションクラシックや、今の定額サービスで配信されてる一部のPS1の名作なら、最初から合法で、面倒もない。遊びたいタイトルが、そっちにあるなら、いちばん手っ取り早い。

結局、どれを選べばいい

迷ったら、目的で選ぶ。手軽に、いろんなゲームを、寝転がって遊びたいなら、評判のいいエミュ携帯機。PS1を、一台で、いちばんいい画質と精度で遊びたいなら、新顔のFPGA機。

段ボールのディスクを、そのまま回したいなら、中古のPS1か、PS1も動くPS2。どれを選ぶにしても、遊ぶゲームは、自分のソフトか、公式の復刻で、まっとうに揃える。これだけ守れば、変なものを掴まずに済む。

古いレコードを、もう一度かける方法は、ひとつじゃない。当時のプレーヤーを直すのも、新しい再生機を迎えるのも、どっちも正解。大事なのは…あの頃の音を、また気持ちよく鳴らせること。それだけだ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

携帯ショップの店員をしながら、休みの日は気になったデバイスを片っ端から触るのが趣味。スペック表を眺めているだけで一日が終わることもしばしばです。
このブログでは、実際に仕事であった話や自腹で買って使ったガジェットのレビューや、暮らしの中で見つけた小さな便利グッズ、そしてときどき関係ない雑記まで、思いつくままに書いています。

コメント

コメントする

目次