メッセージを打ってたら、入力欄のすぐ横に、小さな紙飛行機のマークが出てきた。これ、押していいやつ?押したら何が起きるの?と、一瞬、指が止まる。あるいは、画面のいちばん上に飛行機が出てて、なんだか不安になった、という人もいるかもしれない。
じつは、紙飛行機のマークは、ほとんどが、送信ボタン。難しく考えなくて、大丈夫。なんでこの形なのか、上に出る飛行機とどう違うのか、私が順番に、やさしくほどいていく。
紙飛行機マークは、ほとんどが送信ボタン
タップすると、書いたメッセージが相手に送られる
まず、いちばん大事なところから。メッセージアプリでも、メールでも、入力欄のそばにあるあの紙飛行機を、ぽちっと押すと、書いた文章が、相手に送られる。
それだけ!本当に、それだけ。LINEでも、ショートメッセージでも、メールアプリでも、送信、と文字で書く代わりに、この紙飛行機のアイコンが置かれてることが、すごく多い。だから、文章を書き終えて、よし送ろう、と思ったら、この紙飛行機をぽんと押せばいい。押した瞬間、メッセージが、すっと相手のところへ飛んでいく。
言葉を乗せて飛ばす紙飛行機、と思えば覚えやすい
なんで、わざわざ紙飛行機なんだろう。これ、意味を知ると、ちょっと可愛い。
紙飛行機って、折って、ぴゅーんと遠くに飛ばすもの。あのイメージが、そのまま、あなたの言葉を、相手のところまで飛ばす、という動作に重ねられてる。つまり、書いた言葉を乗せた紙飛行機を、ひゅっと投げる。それが、送信ボタンが紙飛行機の形をしてる理由。一度この見立てが頭に入ると、どのアプリで見かけても、ああ、これは飛ばす、つまり送るボタンだな、と、すぐにわかるようになる。
似てるけど別物。上に出る飛行機は機内モード
紙飛行機と、ベタ塗りの飛行機は違う
ここで、ひとつ、ややこしいものを整理しておきたい。飛行機のマークには、もう一種類、まったく意味のちがうものがある。
それが、機内モードを示す、飛行機のマーク。送信の紙飛行機は、折り紙みたいに、線でできた、すいーっと薄い形。いっぽう機内モードのほうは、ベタっと塗りつぶされた、本物の飛行機のシルエット。見た目が似てるので、つい同じものかと思っちゃうけど、役割は、まるっきり別。片方は言葉を飛ばすボタン、もう片方は、電波に関わる設定。私も昔、この二つを取り違えて、機内モードがオンのまま、なんで送れないんだろう、としばらく焦ったことがある。
出てる場所で見分ける。上のバーの飛行機は電波オフ
見分け方は、かんたん。出てる場所を見ればいい。
メッセージの入力欄の近くにあるなら、それは送信の紙飛行機。逆に、画面のいちばん上、時計や電池が並んでる細い帯のところに飛行機が出てるなら、それは機内モード。この機内モードがオンになってると、スマホの電波が切れて、電話もネットもつながらなくなる。もし、急に通信ができなくなって、上に飛行機が出てたら、それは機内モードがオンになってるサイン。設定でオフにすれば、元どおりつながる。送信ボタンとは、完全に別の話。
アプリによっては、シェアやDMの意味になる
インスタやXの紙飛行機は、シェア・ダイレクトメッセージ
送信、という基本は同じなんだけど、アプリによっては、もう少し具体的な役割を持ってることもある。
たとえばインスタグラム。投稿や、ストーリーの下にある紙飛行機は、その投稿を、誰かに送ったり、シェアしたりするボタン。あわせて、ダイレクトメッセージ、いわゆるDMを送る入口にもなってる。Xでも、似たような感じで、投稿の下の紙飛行機から、その投稿を、知り合いに送ったり、共有したりできる。どれも、根っこは、飛ばして、誰かに届ける、ということ。だから、紙飛行機を見たら、誰かに送る系の機能、と思っておけば、まず外さない。
アプリのアイコンが紙飛行機なら、それはテレグラム
もうひとつ、ちょっと毛色のちがうパターン。アプリそのものの、アイコンが、紙飛行機になっている場合。
ホーム画面に並んでるアプリの中に、水色の地に白い紙飛行機、というアイコンがあったら、それはたぶん、テレグラムという、メッセージアプリ。LINEみたいに、メッセージのやりとりをするための、海外でよく使われてるアプリで、その目印が、紙飛行機。これだけは、ボタンじゃなくて、アプリの顔そのもの。自分で入れた覚えがあれば、それです。
インスタの紙飛行機、色で送信の状態がわかる
白は送信中、青は届いた、グレーはエラー
インスタのDMだと、紙飛行機マークの色が、ちょっとした合図になってる。これを知っておくと、送ったあとの、もやもやが減る。
メッセージを送った直後、白っぽい紙飛行機が出てたら、それは、今まさに送ってる最中。青い紙飛行機に変わったら、ちゃんと相手に届いた合図。そして、グレーの紙飛行機が出てたら、これは注意で、うまく送れてない、エラーの状態。グレーのときは、電波がつながってないか、相手とのあいだに何か事情があるか、のどっちか。何度送っても変わらないなら、まず自分の通信を、確かめてみるといい。
見当たらない・押せないときの、かんたんな確認
紙飛行機が、そもそも見つからない、というときもある。たいていは、入力欄に、まだ何も文字を打ってないから。
多くのアプリは、文章を一文字でも打つと、それまでマイクやカメラだったところが、紙飛行機の送信ボタンに切り替わる。だから、まず何か打ってみる。それと、紙飛行機がグレーで、押しても反応しないときは、送れない状態になってるしるし。宛先がちゃんと入ってるか、本文が空っぽじゃないか、電波がつながってるか。このあたりを、ひとつずつ見ていくと、たいてい原因が見つかる。
結局、迷ったらこれだけ
紙飛行機のマークを見たら…九割がた、送信ボタン。書いたものを、相手に飛ばすための、ボタン。これさえ覚えておけば、たいていの場面で、迷わなくなる。
気をつけるのは、ベタ塗りの飛行機との取り違えだけ。画面の上の帯に出る飛行機は、送信じゃなくて、機内モード。電波の設定のほうだと、頭の隅に置いておく。
紙飛行機は、あなたの言葉を乗せて、相手に飛んでいく。そう思えば、あの小さなマークも…なんだか少し、愛おしく見えてくる。迷ったら、ぽんと飛ばしてみればいい。
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