スマホや、ゲーム機の画面を、テレビの大画面に、映したい。でも、そのための専用ハブって、調べると、なかなかいい値段がする。そんなとき、ダイソーで、Type-Cの3in1ハブ、というものを、見つけた。えっ、1,100円?この値段で、ほんとに使えるの?と、自分も、半信半疑で、手に取った。
先に、ざっくり言ってしまうと、用途さえ合えば、これは、なかなかの掘り出し物。ただし、つなぐ相手を、選ぶところもある。何ができて、何に気をつければいいのか。
ダイソーのType-C 3in1ハブとは、一本で3役
HDMI・USB-A・充電を、ひとつのType-Cにまとめた
まず、正体から。この3in1ハブは、パソコンやスマホの、Type-Cの差し込み口に、ぱちんと挿して使う、変換アダプター。作っているのは、100均ガジェットでおなじみの、磁気研究所というメーカー。
名前のとおり、一本で、3つの役割を、こなす。ひとつめが、テレビやモニターにつなぐ、HDMIの出力。ふたつめが、USBメモリなどを挿せる、USBのType-A。みっつめが、充電のための、Type-Cの差し込み口。この3つが、手のひらに、ちょこんと乗る、小さな本体に、ぎゅっと詰まっている。値段は、1,100円。100均のものとしては、少し高めだけど、ちゃんとしたハブと思えば、かなり安い。
小さな十徳ナイフ、みたいな一台
イメージするなら、キャンプなどで使う、十徳ナイフ。
一本のナイフの柄に、ハサミや、栓抜きや、ドライバーが、折りたたまれていて、必要なものを、パッと引き出して使える。この3in1ハブも、まさに、それ。一本のType-Cから、画面を映す道具、USBをつなぐ道具、充電する道具が、まとめて生えている感覚。荷物を、あれこれ持ち歩かなくても、これ一つ、カバンに放り込んでおけば、いざというとき、いろんな場面に、対応できる。この、まとめて一台、という手軽さが、いちばんの魅力。
何ができる?使い方の基本
画面をテレビに映しながら、充電もUSBも
いちばんの使いどころが、画面の出力。ハブのType-Cを、パソコンやスマホに挿して、HDMIの差し込み口と、テレビやモニターを、ケーブルでつなぐ。すると、手元の画面が、大画面に、映し出される。
うれしいのが、同じ画面を映す、ミラー表示だけじゃなく、画面を広げて使う、拡張表示にも、対応していること。しかも、ドライバーのインストールなどは、いらない。つなぐだけ。さらに、充電用のType-Cに、充電器をつなげば、画面を映しながら、同時に、本体を充電できる。空いているUSBのType-Aには、USBメモリや、マウスも挿せる。三つを、いっぺんに使えるのが、3in1の、本領!
Switchのドック代わりや、iPhone 15にも
このハブ、じつは、ゲーム機との相性が、いい。パッケージにも書かれているとおり、ニンテンドースイッチの、ドックの代わりとして、使える。
据え置きのドックを、持ち歩かなくても、このハブと、HDMIケーブルさえあれば、出先のモニターや、貸し会議室の大画面で、スイッチのゲームを、楽しめる。充電しながら遊べるのも、ありがたい。自分も、出先でスイッチを大画面につないだときは、ちょっと感動した。それと、Type-Cになった、iPhone 15や16にも、直接つないで、画面を、テレビに映せる。手持ちの機器の、活躍の場が、ぐっと広がる。
つなぐ前に。対応の条件と、性能の限界
端末が映像出力に対応していないと、映らない
ここが、いちばん大事な注意。このハブで、画面を映すには、条件がある。つなぐ端末側が、Type-Cからの映像出力、専門的には、DisplayPort オルタネートモード、という仕組みに、対応していること。
これに対応していない、スマホやパソコンだと、HDMIでつないでも、画面は、映らない。同じように、充電のほうも、端末が、Type-Cからの給電に、対応している必要がある。自分の端末が、対応しているかは、事前に、機種名で、調べておくと、安心。買ってから、映らない、とがっかりしないための、いちばんの下調べ。
4K30Hzまで、充電は専用ポート、相性の当たり外れ
性能の、限界も、知っておきたい。まず、HDMIの映像は、4Kまで出せるものの、なめらかさの目安になる数字が、30Hz、いわゆる30コマまで。動きの速いゲームなどでは、少し、カクつきを感じることもある。
それと、充電用のType-Cは、あくまで、充電専用で、そこから映像やデータは、送れない。もうひとつ、本当のところ、言っておくと、この手の100均ハブは、相性が、出やすい。パソコンによっては、認識したり、しなかったり、充電が安定しなかったり、という声もある。延長ケーブルをかますと、信号が弱まって、映らないことも。動けばラッキー…くらいの、心の余裕は、持っておきたい。
向いている使い方・向いていない使い方
たまの出力や持ち運びに。滑らかさや安定重視は別
じゃあ、どんな人に、向いているのか。ずばり、たまに、画面を大きく映したい、という、ライトな使い方。旅行や出張に、スイッチや、iPhoneと一緒に、放り込んでおく。そんな、携帯用のサブとして、1,100円の安さと、コンパクトさが、ぐっと活きる。
逆に、これは、荷が重い、という場面もある。動きのなめらかな、60コマの映像で、ゲームや動画を、じっくり楽しみたい。仕事で、毎日、複数のモニターに、安定してつなぎたい。そういう、なめらかさや、確実さを、重視するなら、専業メーカーの、しっかりした有線ハブや、ゲーム機なら純正のドックのほうが、間違いがない。とくに、スイッチのドック代わりは、パッケージ公認とはいえ、本体の仕様が変わると、使えなくなる可能性も、頭の隅に、置いておくと、なお安心。
結局、こう選ぶ
ダイソーのType-C 3in1ハブは、1,100円で、HDMI出力と、USB、そして充電を、一本にまとめた、コスパのいいマルチツール。手持ちのスマホや、スイッチを、手軽に、大画面へ、つなげてくれる。
大事なのは、二つ。つなぐ端末が、Type-Cの映像出力に、対応しているか。そして、なめらかさや、安定性より、安さと、手軽さを、優先する使い方か。この二つが、合うなら、値段以上に、頼れる一台。
十徳ナイフが、専用の工具にはかなわなくても、一本あると、いざというときに、心強いのと、同じ。用途を、見きわめて、そっとカバンに、忍ばせておけば、出先で、画面を映したい、あの瞬間に、きっと活躍してくれる。
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